◆第42回世界体操競技選手権大会/オランダ・ロッテルダム◆種目別決勝◆

田中理恵選手にロンジン・エレガンス賞授与

ロンジン・エレガンス賞とは個人総合に参加した選手の中でもっともエレガンスと思う男女1名ずつの選手に与えられる賞。
海外の記者、カメラマンから「田中は素晴らしい」と賞賛。
海外メディアの反応は好評でした。今までの日本の選手にいないタイプの選手として存在を評価され今回の受賞となりました。

日本選手の受賞は2007年の冨田洋之選手以来2人目。
トロフィーと腕時計(5000USドル)が贈られました。


○男子ゆか/内村選手2位・銀メダル

1つ1つのシリーズの着地がほとんど動かない内村選手の演技。
跳躍は高く空中姿勢は美しい。
連日の試合で疲れがあるはずなのに、別格の演技。


○男子平行棒/内村選手3位・銅メダル

日を追う事にメダルが増えていく内村選手ですが、平行棒でも銅メダルで通算4個目のメダル。
どの技も綺麗にまとまっていて、着地もピタリ。非常に美しかったです。
大会後は痛めている腕を早く休めてもらいたいです。
今は疲労と怪我が心配な所。お疲れ様でした。

残念なのが他の選手のメダルがない事ですが。
植松選手はミスさえなければ十分鉄棒でメダルが狙えたと悔やまれます。