◆第16回広州アジア競技大会◆大会13日目(24日)◆

空手の形で女子宇佐美里香選手が金メダル獲得。男子の大木格選手は銀メダル。
形は空手が初めて実施された1994年広島大会から4大会全てで男女共日本勢が金メダルを獲得している。


ホッケーの女子3位決定戦で、0-0のままどちらかが得点した時点で勝敗の決まるゴールデンゴール方式の延長戦の結果日本は1-0でインドを下し、銅メダル獲得。


近代五種男子は日本が団体で銅メダルを獲得。個人の最高順位では富井慎一選手が5524点で6位。日本は2種目目の水泳を終えトップに立つが射撃とランニングを組み合わせた最終種目で苦しんだ。


レスリング男子フリースタイル66キロ級の米満達弘選手が昨年の世界選手権覇者のメディ・タガビ・ケルマニ選手を2-0で破り金メダルを獲得。同74キロ級の長島和幸選手は決勝で敗れ銀メダル獲得。
66キロ級のヤン・チュンソン(北朝鮮)は銅メダルを獲得したが、韓国への砲撃で韓国テレビ局のリポーターや日本の報道陣に選手の談話を集めると「インタビューの時間ではない」と制する場面も。金メダルの米満らと共に表彰台に上がっても笑顔はなかった。



ボクシング男子フライ級の須佐勝明選手は準決勝で判定で敗れ2大会連続の銅メダル獲得。今大会から採用された女子48〜51キロ級の新本亜也選手も準決勝で判定負けし銅メダル獲得。


陸上競技の女子棒高飛び我孫子智美選手は4M15cmで銅メダル獲得。金・銀の中国製を追いかけて挑戦した4M30cmは3回共失敗。日本インカレで4連覇し、社会人1年目の今季は日本選手権も2年ぶりに制す。


ビーチバレー男子3位決定戦で朝日健太郎白鳥勝浩組は勝利し銅メダル獲得。同じペアで出場した前回は5位だった事もあり朝日は「最低限でもメダルを取ろうと思っていた」とコメント。第一セットで朝日が連続ブロックを決めていい流れを作り、その後は白鳥の広角に打ち分ける攻撃がさえて相手のミスを誘発。