◆チャンピオンズリーグ決勝◆インテル欧州王者◆

インテルvsバイエルンはインテルの優勝!
インテルがバイエルンを2-0で下し、45年ぶりの欧州王者に!

バイエルンはリベリーが不在が大きい。
DFも強固になりました。39サントン、⑥ルシオ、26キヴ、⑬マイコン(実際守ってるのは④サネッティと言っていいかも)
そして控えには②コルドバ、25サムエル、23マテラッティ。
⑨エトーも、適応力は早い。

22ミリートは冴えまくりでした。
W杯のアルゼンチンは、メッシだけじゃない。ミリートに要注目です。
インテルは、とにかくずっと頑張り続けたキャプテンの④サネッティが遂にビッグイヤーを掲げることになり、
ました。最終的なインテルのボール支配率はわずか34パーセントという結果!
インテルにしろ、バイエルンにしろ、CLではバレンシアとは因縁があるチームだけに、決勝で脚光を浴びるこれらのチームと、
選手の売却ばかりのバレンシアとの違いにため息ばかり。
来シーズンのバレンシアのCLがどうなるのか心配です。<試合>
序盤からインテルの攻め。バイエルンが中々かチャンスを作れないまま時間は流れ。
そして前半34分GKジュリオ・セーザルからのゴールキックをミリートとスナイデルがつなぎ先制。
まさに鮮やか。好セーブを続けていたブットお手上げ。
バイエルンのチャンスは後半開始早々に。ここで追いつければ流れが変わっていた可能性が高かっただけにもったいなかったです。
リベリーの代役、⑧アルティントップは充分な働きをしていただけに残念。
今回の決勝の個人的な意見で一番思ったのはインテルのセンターバックはとにかく堅かったです。
⑥ルシオと25サムエルの南米最強コンビがとにかく強かった。
バイエルンは攻めの手段としての、サイドからのクロスは多用せず。ルシオとサムエルに通用しないと思ったのかも。
とにかく強固なディフェンスラインでした。

一方のバイエルン。DF陣はインテルと比べると、かなり劣ってると感じた。1点目の失点シーン。
あれは集中していたら、止められたかもしれない。
もうちょい早めにカバーにいけたような気がします。あと⑤ダニエル。ミリートの体の入れ方はかなり上手かったけど、
何とかならない訳ではなかったような…。
続いて、2点目の失点。ミリートもそこまでスピードのあるドリブルしてたわけでもないし、目線もボールにしかいってなかった様子。
パスするわけでもなく、抜いてから自分でシュートを狙うの見え見えで。
軽い切り返しであっさり抜かれた。しかも腰も高いし、抜かれて背を向ける。バイエルンはクローゼを入れてから、
もっとクロスを多用しても良かったと思います。終盤に限っては、かなりロッベンのワンチャンス頼り。
ここにきてリベリーがいたら、もっと攻撃の手段は増えて面白かったような気がします。
エトーが攻撃でなく守備で目立ってたのが印象的でした。バイエルンはロッベン頼りが随所に表れすぎでした。
でもロッベンは凄く頑張ってたと思います。でも、バルサでも崩せなかったんだからリベリーの居ないバイエルンじゃ
特にきつかった。ロッベンだけじゃ崩せない。更にミリートはキレキレの動き。それにとても冷静。
仲間は生かせるしキープ力あるしダイレクトなシュートは正確。彼はアルゼンチン代表監督のマラドーナからあんまり
評価を受けてなかったから、落選するのではないかと思われていましたが、何とか代表入り。しかも、この大舞台で2得点。
セリエAで20得点以上取るFWは次元が違います。それに、スナイデルも抜群。
日本人とたいして変わらない体格なのに凄いキック力だしあたりも弱くない。
両チームとも決勝を戦うのは久しぶりで(バイエルンは9年ぶり、インテルは38年ぶり)ミリートの2得点でインテル勝利。
インテルは本当に堅い、イタリアのチームらしい戦いで勝利。皮肉にも…スタメン(監督も含め)にイタリア人は一人も居ない。<モウリーニョ監督>
”欧州一”の引き換え?にモウリーニョ監督の辞任が現実的になるか。
モウリーニョ監督には、是非クラブW杯で世界一の称号を得て欲しいような。モウリーニョ監督のレアル行きは、もはや既定路線に。
今回の決勝の舞台、サンチャゴ・ベルナベウはR・マドリードの本拠地。確かに、これでインテル今季3冠。(セリエA・イタリア杯・CL)
モウリーニョ監督に、やりきった感はあると思います。ただ、レアル行きというのは…。
モウリーニョはポルトに続いて2回目のCL制覇。この後インテルに留まるつもりはないらしく本人もレアルに行くようなこと言ってます。
こんだけ実績のある監督なら無冠状態が続いてるレアル軍団もさすがに輝きを取り戻すんじゃないでしょうか。
監督史上初の3チームでCL制覇見れるのを期待します。


日本のグループEにはオランダがいます。オランダ代表戦はこんなん相手に?と思うと少し恐ろしい。
今回いたスナイデル(MF)・ロッベン(FW)・ファンボメル(MF)に加えてファンペルシー(FW)・カイト(FW)バベル(FW)・フンテラール(FW)その他諸々。