◆高橋選手が銅メダル!日本男子初の快挙◆

22番目に登場した高橋選手。
最初の4回転トゥループの着地で転倒し失敗。
その後のコンビネーションジャンプは成功、得意のステップも笑顔。
後半はトリプルアクセルを成功させ、3連続ジャンプを2連続に変更して成功。
演技後はガッツポーズを見せました。

SP4位の織田選手は、最初のジャンプで4回転を回避。
後半、トリプルループの着氷で手をつき、靴ひもが切れるアクシデント。
織田選手は演技を一時中断した後はダブルアクセルなどを成功させ、最後まで演技を終えた。合計238.54点で7位に。


SP8位の小塚選手は、最初に4回転トゥループを見事に成功させ、コンビネーションジャンプも2回連続で成功、後半も3連続ジャンプを決める。しかし、その後のトリプルアクセルで惜しくも転倒した。演技後はガッツポーズを見せ、フリーで151.60点を獲得し合計231.19点で8位入賞となった。

右ひざ前十字じん帯断裂の大けがから約1年4カ月。高橋は日本男子史上初の五輪メダル獲得という最高の形で復活を遂げた。


バンクーバー冬季五輪スピードスケート女子1000メートル代表の高木選手のタイムは自己ベストから大きく遅れる1分19秒台。
約1カ月前に日本をたって長い調整を行ってきた成果を出せず「初めての長い合宿で、けっこう(調子の波を)持ってこられたと自分では思うし、体は動いたけれど、空回りした感じ」と淡々と話す。

昨季から高木を高く評価してきた日本選手団の鈴木団長は「最近の記録会の成績を見てもこれぐらい。そんなに期待もしていないし、雰囲気を経験できればいい」と15歳の結果を厳しく問うつもりはないという。

直前の組で滑り、完走した中では最下位となった高木よりひとつ上に入った岡崎は、レース直後に「年上を立ててくれてありがとう。1500メートルも頑張って」と冗談交じりに23歳年下の中学生を励ました。