◆男子・フィギュアスケート 高橋vs織田◆

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦、スケートカナダで男子の2位に入った高橋大輔(23)=関大大学院=が24日、帰国。大阪空港に移動後に、「久しぶりに表彰台に乗れた。(GP)ファイナルに出場できることになり、うれしかった」と笑顔。

右ひざじん帯断裂の大けがを乗り越え、2シーズンぶりとなるGPファイナル(12月3日開幕、東京)進出を決めた。表現力に手応えをつかんだようで、4回転ジャンプは今季成功がないが、「練習でタイミングをつかんだ。これから上がっていくと思う」と前向きだった。

日本スケート連盟は今年のファイナルのメダリスト最上位選手をバンクーバー五輪代表に決める。今季2戦2勝と絶好調のライバル織田信成(22)=関大=との対決となる高橋は「彼はトップで僕は下だけど、できれば勝ちたい」と宣戦布告。07年世界選手権以来の直接対決に意気込んだ。