◆2010FIFA ワールドカップ 南アフリカ・欧州予選◆

11/14&11/18に行われるプレーオフで、本大会に出場する全13チームが決定。
残る4つの枠を懸けて激突するのは、ポルトガル・ギリシャ・スロベニア・ロシア・ボスニアヘルチェゴビナ・ウクライナ・フランス・アイルランドの8カ国。14日の第1戦、各4試合は下記の通り。

アイルランドvsフランス
アイルランドの主将はロビー・キーン(トッテナム)。2002年の日韓大会で「ロスタイムのアイルランド」と言われた迫力は今も健在。
一方、前回準優勝のフランス。主力選手とドメネク監督の不和が気がかり。2006年ドイツ大会のジダン代表復帰&負ければ引退というモチベーションで持ちこたえたフランス。今回の代表に将軍がいない中、チーム主軸のフランク・リベリーが左ひざ負傷で出場見送り。
更に、フランスは過去にプレーオフを勝ち抜いた事がないのが不安材料。
(過去のプレーオフ2戦中2戦敗退)
ポルトガルvsボスニア・ヘルチェゴビナ
近年急激に力をつけてきたボスニア。前日本代表監督、イビチャ・オシムの母国。
ボスニア代表のMFミシモビッチはドイツのミュンヘン育ち。
一方強豪のポルトガル。足首を負傷しているエースのクリスティアーノ・ロナウド。少なくとも14日のホームでの試合には間に合わず。国内メディアからは「予選敗退は決定的」と報道。逆に開き直った強さを発揮するかもしれない。
ロシアvsスロベニア
ユーロ2008でベスト4のヒディング監督率いるロシア。予選10試合で4失点とオランダに次ぐ最小失点。プレーオフ進出国中ナンバーワンの堅守。プレーオフを勝ち抜いた経験もあり。
ギリシャvsウクライナ
プレーオフのシード国の中でFIFAのランキングが最も低いギリシャ(16位)と非シード国の中で一番最も高いランキングのウクライナ(22位)が激突。
02年大会にドイツとのプレーオフを勝ち抜いた経験のあるウクライナ。
今回注目されるのは、欧州予選で最多得点(10得点)をたたき出したギリシャ代表のテオファニス・ゲカスと母国チームのディナモ・キエフに復帰し切れ味抜群のシェフチェンコのストライカー対決。