第28回 ヨネックスオープンジャパン2009 最終日


今日は決勝ですが、まず前々日までのおさらい…
準々決勝では日本男子は全員敗退してしまいましたが、
女子シングルスでは廣瀬栄理子さんが、女子ダブルスでは北京オリンピック大活躍の前田美順さん・末綱聡子さんペアが準決勝に勝ち上がりました!
●昨日の準決勝の結果…
①男子シングルス準決勝:タウフィック・ヒダヤットVSシモン・サントソ
アテネ五輪の金メダリスト、タウフィック・ヒダヤット(インドネシア)と今大会2回戦で第1シードのリー・チョンウェイ(マレーシア)を破り準決勝まで勝ち進んだシモン・サントソ(インドネシア)の同国対決。結果、タウフィックが大きく勝利の雄叫びをあげた。
②男子シングルス準決勝:バオ・チュンライVSティエンミン・グイェン
世界ランク25位のバオ・チュンライ(中国)と世界ランク8位のティエンミン・トムセン(ベトナム)が対戦。最後、ティエンミンのクロスカットがサイドアウトになり、バオが勝利。
③女子シングルス準決勝:廣瀬栄理子VSワン・イーハン
廣瀬栄理子三洋電機)と世界ランキング4位のワン・イーハン(中国)と対戦。
第一ゲームは21-18で廣瀬が奪うが第二ゲームはワン・イーハンが21-12で取り返す。
ファイナルゲーム最後はストレートスマッシュをレシーブした廣瀬の球がネットにかかり21-9でワン・イーハンが決勝に進んだ。
④男子ダブルス準決勝:ヨナサン・スリャタマ・ダギス/リアン・スクワマンVSハワード・バック/トニー・グナワン
結果インドネシアペア(ヨナサン・スリャタマ・ダギス/リアン・スクワマン)がアメリカペア(ヨナサン・スリャタマ・ダギス/リアン・スクワマン)に勝利。
⑤女子ダブルス準決勝:前田美順/末綱聡子VSハ・ジュンユン/キム・ミジュン
第一ゲームは韓国ペアが勝利、第二ゲームは韓国ペアは追い上げを見せるが、強い精神力で判定が覆るという不運を乗り越えた日本ペアが逃げ切り勝利。
ファイナルゲーム最後は韓国ペアの放ったシャトルがバックオウトになりゲーム終了。21-14で勝負を決め、1990年以来19年ぶりの日本人ペアが決勝進出を決めた。
●本日 決勝の結果…
①男子シングルス決勝:バオ・チュンライ(中国)が初制覇
②女子シングルス決勝:ワン・イーハン(中国)が2連覇
③男子ダブルス決勝:北京五輪優勝のマルキス・キド/ヘンドラ・セティアワン(インドネシア)が初優勝
④女子ダブルス決勝:女子ダブルスで北京五輪4位の末綱聡子前田美順組(NEC・SKY)は馬晋、王暁理組(中国)に0―2(19―21、18―21)で敗れ、1982年に始まったこの大会で日本選手初の優勝を逃した。マー・ジン/ワン・シャオリー(中国ペア)が優勝。

●余談…今更ですが、このヨネックスオープンジャパンはバドミントンの世界大会です。世界最速球技と言われるバドミントンですが、シャトルの初速は300kmを超えます。
会場では世界最速を記録した新作のラケットが展示。なんと速度は414kmとすさまじい速さです。

試合開始前にサイン会などもあり、選手と近い距離で触れ合う事もできます。
昨年はいなかった潮田玲子選手の姿もありました。